IGS日本支部の概要
国際ジオシンセティックス学会日本支部規程 国際ジオシンセティックス学会倫理規定
1.IGS日本支部設立の経緯
IGS日本支部(JC-IGS)は当初、1984年8月に国際ジオテキスタイル学会日本支部として設立されました。ジオテキスタイルとは、土を表わすジオと繊維を表わすテキスタイルとの複合語で、土構造物の安定・補強材として、合成繊維が1960年代に使用されるようになってから、それらの総称としてつけられた名称です。
ジオテキスタイルの普及に伴って、製造者、使用者、研究者の交流を図り、一層の適用性拡大と国際的な情報交換の促進を目的に、第1回国際ジオテキスタイル会議が1977年にパリで、第2回が1982年ラスベガスで夫々開催され、翌1983年にはこれが国際的に組織化されて国際ジオテキスタイル学会の設立となりました。日本国内では、これとほぼ時期を同じくして、(社)土質工学会(現地盤工学会)内にジオテキスタイル研究委員会が発足し、翌年にはこれが国際ジオテキスタイル学会の日本支部となりました。
その後、使用材料として繊維の外にプラスチックス、フィルムなどの高分子材料が加わったので、呼称もジオテキスタイルより高分子全般を包含するジオシンセティックスの方が適当との観点から、1994年に現在の名称に変更されました。日本支部はIGSの中では設立も早く、会員数も多く有力な組織となっており、IGS本部へ2名の理事を送り込んでおります。
2.IGS日本支部の主なる事業内容
- 刊行物の発行
- 日本支部会誌「ジオシンセティックス技術惰報」(年3回)
- シンシンセティックス論文集
- 講演会・セミナー・報告会テキスト
- 技術概説書
- 日本支部名簿
- 行事の開催
- ジオシンセティックスシンポジウム(年1回12月)
- ジオシンセティックス講演会
- セミナー・学生会員向け講習会(ジオシンセティックス入門講座)
- 見学会(実験・現場・製造工場など)
- 関連学協会の行事への協賛
- 委員会等の活動
- 通常総会(年1回2月)
- 幹事会(年4回)
- 国際連絡委員会(随時)
- 編集委員会(年3回)
- 行事委員会(随時)
- ジオメンブレン技術委員会(毎月)
- ジオテキスタイル技術委員会(随時)
- 新技術技術委員会(随時)
- ジオシンセッティクス試験法技術委員会(随時)
- 学生・教育委員会(随時)
- 表彰委員会(随時)
- 電子情報化委員会(随時)
- IGS本部関連
- 理事会への出席
- IGS本部への報告・連絡
- IGS NEWS・名簿等の配布
- IGS役員、理事による講演会、セミナーの開催
- その他
- 海外での会議等へ参加する旅行団の編成
(update: 2024.09.26 No:15)