2023年度IGS日本支部賞
国際ジオシンセティックス学会日本支部

 国際ジオシンセティックス学会日本支部では、学会活動をより活性化するために、ジオシンセティックスシンポジウム(ジオシンセティックス論文集)に採択された論文およびジオシンセティックス技術情報に掲載された技術報文の中から、優れた論文、技術報文に対して下記の支部賞を授与しています。
 JC-IGS 論文賞、JC-IGS 論文奨励賞の対象は、2021、2022年のジオシンセティックス論文集に掲載されたもので、JC-IGS 技術賞、JC-IGS 技術奨励賞の対象は、2021年3月号~2022年11月号のジオシンセティックス技術情報に掲載された技術報文です。また、受賞者の資格は、IGS日本支部の会員(個人会員、学生会員、特別会員)および会員を代表とする機関あるいはグループで、JC-IGS 論文奨励賞については、募集公示年の1月1日現在における年齢が満35歳未満の個人会員または学生会員です。
 各賞は、行事委員会、編集委員会において推薦された論文、技術報文をもとに2段階の審査の後、表彰委員会で決定致しました。2023年12月に行われた第38回ジオシンセティックスシンポジウムの表彰式で受賞者を発表し、下記の通り各賞の授与を行いました。
 
①JC-IGS論文賞
(ジオシンセティックスに関する学術および技術の進展に顕著な貢献をしたと認められる論文の著者に授与。)
川口貴之, 中村大, 松田圭大, 原田道幸, 川俣さくら
「ジオセルを用いた複層式のり面保護工の断熱性能に関する検討」
ジオシンセティックス論文集,37巻 p.55-62,2022年

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②JC-IGS論文奨励賞
(ジオシンセティックスに関する研究を行い,将来,学術および技術の進展に貢献が期待される論文の著者に授与。)
永谷 太志
既設水路壁による管路屈曲部スラスト対策効果とジオグリッドによる水路壁補強効果の検討
ジオシンセティックス論文集,37巻 p.1-8,2022年

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③JC-IGS技術賞
(ジオシンセティックスに関する技術の進展に顕著な貢献をしたと認められる業績を対象に,個人,グループあるいは機関に授与。)
小島謙一・阪田 暁・中島卓哉
鉄道におけるジオシンセテイックスの活用
ジオシンセテイツクス技術情報誌,Vol.38,No.3,p.17-27,2022年11月号
  
④JC-IGS技術奨励賞
(ジオシンセティックスに関する技術的研究を行い,将来,その実用化等に発展が期待される業績を対象に,個人,グループあるいは機関に授与。)
小田哲也・澤田豊・泉明良・堀俊和・河端俊典
GCLを用いたため池堤体に関するこれまでの研究と設計・施工マニュアル確立に向けた取り組み
ジオシンセテイツクス技術情報誌,Vol.38,No.1,p.27-32,2022年3月号

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写真の提供:IGS日本支部表彰委員会



update: 2023/12/10